仕事の都合でギリギリになりそうなスケジュールだったのですが、
ゲームの収録が早くに終り、余裕をもって劇場に向かうコトができました。
久々の宝塚劇場で、最寄駅なんぞ失念いたしておりまして、思わず劇場に電話で問い合わせなんぞしてしまいました。
んでもって地下鉄の案内所でさらに駅員に確認。
この時の駅員さんが「品川庄司」の前者にそっくり。
でも地図などを用い、大変に丁寧に応対してくださいました。
が、会話の途中、ぎりぎりで目線を合わせてくれなかったのはなぜなんだろう・・・。
そして地下道を歩行中、車好きの他の事務所の先輩とばったりと遭遇。
老朽化してきたオイラのガレージの相談にのっていただきました。
そんなプチドラマを経験しながらもまだ時間に余裕がありましたので、
喫茶店でビールなんぞをいただき、友人と合流した後、いざ劇場へ。
中に入ってまず感じたのは、数年前に初めて訪れた時よりも男性客が多いという事。
その時は男性がまだ珍しいのか結構な勢いでじろじろ見られたのですが、
今回はさほどでもありませんでした。
演目は「ミー&マイガール」 全二幕
1937年にロンドンで初演を迎えたミュージカルだそうです。
さて、毎度のコトなのですが、宝塚のお芝居はオイラ的に最初の数十分が一番のやまばであります。
そこを越えて独特の雰囲気に馴染んでしまえば冷静に観劇できるのです。
・・・しかしこの作品オイラのかなり苦手なオープニングの演出で幕があがってしまいました・・・。
何ラウンドかの後、睡魔をノックアウトしてからは楽しく観劇できました。
今回のオイラの目的の一つは「彩乃かなみ」ちゃん(かってにちゃんづけでファンのかたすみません)を見るコトでした。
なぜかというと、数年前「トゥーランドット」を観劇したとき、とても素敵なお芝居(歌も含め)をする人がいる、と思ったのが彼女だったのであります。
今回一緒している友人にもその時に熱く語った覚えがありますな。
そして暫くしてから組が変わり娘役のトップになったと聞き、「きたぁぁぁ〜!!」と喜んだのであります。 ですが、なかなか観劇する機会もないうちに今回の公演で引退してしまうということで、是非みたかったのであります。
まぁ、そんな経緯もあったのですが、楽しめました。
まず、アンサンブルが凄いですね・・・。「宝塚だから」といえばそうなんでしょうけど。
「あの役のあの動きはオイラの仕事だったらどうしたら活かせるかな」
と思う場面にも幾つも遭遇いたしましたし。
とてもバランスの良いお芝居だったと思います。
特にメインどころは素敵いいですね。
あ、また一人素敵なお芝居をされる方を発見いたしました。
そして、違う意味で所作から台詞まで、なにを言っても何処に居ても仰け反らされる役者さんも発見。あくまでオイラの好みの問題ですからね、コレは。
そして韓国料理屋で少し飲みながら「づかトーク」して、わりとご機嫌で帰宅いたしました。
あ、最初にチラッと登場した「ゲームの仕事」はまだ内緒です。
あわてて購入
これこれ
がっかりだよ・・・俺・・・。
白黒15
白衣だ
☆118
友人が溺愛している姪っ子を思い出してしまった。
「THE BACK HORN」の武道館ライブにゆく。
オイラはGフェス以来、超ヘビーローテーションしている。マジでっせ。
めっちゃ好きなバンドさんです。
で、いざ武道館ですよ!!!!
近所で数人と待ち合わせして向かいました。
開場してから結構な時間が過ぎているにもかかわらず、おもてにはかなりの人が溢れておりました。あぁ、この時に目にしたTシャツやらなんやら購入しておけばよかった〜。
受付を済まして会場の座席にいくと・・・。うを!!びっくり!!一階席一番前のどセンターではありませんか!! やばいっす! 有難う御座います!!
(ちなみに普通イメージする一階席は「アリーナ」と呼ばれます)
超嬉しいのですが、ここでは立ち上がるのは難しいかも・・・、とも思い。
とりあえず着席して眼下に広がるアリーナを見てみたのですが、なにかに似ているコトに気が付きました。
多くの人がオイラが購入し損ねた素敵な黒を基調としたシャツを着用しております。
そして期待に胸膨らませた皆さんの思いが熱気として、目に見えるかたちで広い空間に立ち上るなか、その思いを発する人たちを覆い隠すようにステージでたかれているスモークが押し寄せています。
「あぁ、飛行機の機内から見下ろす冬場の山の連なりだ・・・」
いや、ほんとにそんな感じだったんです! 俄然こっちは熱かったですけどね。
絵的なモノだけでなく、なんかソコに内包される雰囲気みたいなモノも。
そしてライブの開演であります!!
やばいっす!! 超カッケーです!! あ、日本語が崩壊してる。
大きさを感じさせる天井、そこに架かっている日の丸の旗の下のステージにはスクリーンなど無く、トーチとその火の灯りに照らしだされた剥き出しの、生身のメンバーがいるだけなのだ。
・・・
もう、あとはなにもコメント出来ないっす。
とにかくもう・・・オイラごときでは・・・。
終盤、、ちょっと思うコトあって、あるコトをしてみました。
オイラが居る空間は「超動」であります。音的にも、圧的にも、人の発しているモノも。
そこで、あえて目を瞑ってみたのです。もちろんバラードとか静かな楽曲ではない部分です。
すると、とても不思議な感覚を味わうコトができました。
目を瞑っているのですから基本的には暗いのですが、普段その必要がある時とは全く違う灯りが瞼越しに浮かんでくるのです。
そして肉体的には座席に触れている面と地面に接触している足の裏のみにしか、直接触れる感触
はありません。コレに関していえば、普段の生活でも「触れている部分にしか触角は働いていない」(肌で感じるのは別ですけど)ので同じなんですけど・・・。
しかし、なんといいますか、
ドラムなどの低く腹に響く音を背中や足で感じ、瞼越しにぼんやりとですが、確実に目的を持って明滅する灯りを見、耳からはより視覚に頼らない音が聴こえてくる。
当然隣の人とも接していないので、感覚的には明らかにオイラ一人なんです。
そして、ひろーく暗い空間にオイラ一人が浮いている感じになったのです。
でもそれは寂しいモノではなくて、なんか幸せな空間。
これ読んで「なんだ三木おかしくなったんじゃねぇの」と思う人がいるかもしれませんが、
オイラはいたって普通です。多分。
つか、あんな感覚ははじめて味わいました。
寂しくないのは、皮膚から伝わってくるモノがそうだったからだと思います。
幸せな空間にぽっかり浮かんでいる幸せを実感している自分。
あまりこのような行為に耽っていては怪しまれると思い、目を開けてみたのですが、
そこには熱狂のライブの瞬間が途切れるコトなく映しだされてゆきます。
一瞬ビックリしてしまったのですが、この状況がオイラの普段の生活での映像であり感覚。
これはこれで幸せ。ほんとに。
しかし、もう何度かあっちに身体を任せてみました。
なんかとても幸せを感じました。
多分オイラのこの仕事の目的としているモノの一つはコレだったのかもしれません。
このバンドメンバーはマジすげーや。CD聴いてるだけで涙とかでちゃうはずだわ。
オイラもいつかこんなふうに誰かに感じてもらえるようになれたら幸せだね。
ライブ終了後、メンバーに挨拶をさせていただいてから移動。
呑みに。
美味しいモツ鍋やにて酒を身体に染込ませ幸せな気持ちで帰宅。
なんか長文のくせにまとまってなくてすみません。
多分何回書き直しても上手くはかけないと思います。
それでなくても普段のでさえ何度か書き直しているのに・・・。
とにかくとても素敵な経験ができましたし、オイラはまだまだ×∞なコトも発見できました。
すべてひっくるめて「よし!!」な一日だったかと。
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