その昔

その昔

 

当たり前に受け入れているコトが
とても怖いコトだと思った

それは

わかりやすくいえば

「お化け」
だったり

「UFO」
だったり

そんななか
中学生くらいだったか

「遮断機」

これ
なんだ・・・?

思ったのです

その結果
オイラ的には

「その遮断機を所有している鉄道会社にお金を支払っていない人の生活を遮断するモノ」

と納得いたしました
あくまで個人的な理解のしかたであります

遮断機により
遮断されている間は
どんな理由があろうとも
その先には進めないのです
緊急車両でも

時には
まわりを遮断したまま

踏切内で車両が止まる場面も目にしておりました

外が
どんなに暑かろうが寒かろうが

そこには

季節を問わず
快適な空間に身をおいている鉄道利用者が映るのです

「あぁ、オイラは今、遮断されている」

普通に使っていた
「遮断機」
という言葉に

それを受け入れていた自分に

吐き気がするくらいの

嫌悪感と

ある意味

恐怖を感じたのでありました

「こんなに息苦しい世界で生きていくのか・・・」

なにやら中二っぽいですが
まぁ
その頃に思ったコトですから


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