舞台「奇跡の人」を観た。
オイラに子供がいなければ今回のような感想は抱かなかったと思う。
重なるんだ、子供と。
ただ、このコトはオイラの仕事の原点なんです。
亡くなってしまった先輩に、「見ず知らずの外国人さんと三時間散歩したんです」
と言ったら、「三木君はいい経験したわね、それがこの仕事の本質よ」といわれたのです。
自分が伝えたいコト、相手が伝えたいコト。楽しいけれど必死に伝えたんです。お互いに。
オイラは英語話せないし。もう所謂一つのボディランゲージも含めて。
なんで台詞を読みたがるのだろう
そんなもん無駄なんだ
オイラたちが言葉を手に入れた瞬間に失ったモノのなんと多いことか。
伝えるんだ
自分のやりたいコトではなく
声帯を任された人物の言いたいコトを。
聞き取るんだ
くだらない雑談ではなく
記号になっている人たちの言いたいコトを。
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