今更ではありますが

昨年から今年にかけての年末年始、家族でフランスに行っておりました。
宿泊は前回同様にアパルトメント形式のホテルであります。
なんかキッチンとかありますし、自分達の自由に出来る要素がいっぱいあって気に入っています。
今回は息子もいますしね。フランスでは小さい子供をレストラン等に同行させる習慣がないそうで、そんな理由からも、スーパーで食材を購入して部屋で料理をしたモノを家族で食べるという行為は最適だった気がします。出先のカフェ等で昼食をする場合は「赤ちゃんがいますが大丈夫ですか?」とお店に尋ね、OKであればそこでお世話になります。
  あ、その前に飛行機の機内なのですが・・・。
子供は「耳抜き」が出来ないので、気圧の変化する離着陸の時に泣いてしまうという話を聞くのですが、三木家では「チョイ飲み作戦」で対応いたしました。
搭乗機が離陸するタイミングを見計らい、子供にストローで飲み物を上げるのです
(着陸のさいも同様なのですが)。これが自然に耳抜きすることに繋がるそうで、オイラの息子は往復泣くコトはありませんでした。
  前回訪れた時にかなりあちこち回ったので、今回はまったりな観光旅行というか滞在です。
普段から感じていたのですが、改めて感じたコトがありました。
「親目線はまるで動物の森」
近所の公園を散歩していた時に思ったのです。
あのポコポコいう足音やら、やや俯瞰の目線やらキャラクターの動きやら・・・。
それに気付いた時はあまりの驚きに「ああああ、これだっ!!」と感動したものです。
そして・・・。
今回のフランスはオイラ下観てばかりでした。
いや、なんとなくいろんな風景は目にしているのですが、明らかに目線が下がっておりました。
まぁ子供を追いかけているので当たり前なのですが、そんな感覚も面白かったです。
オイラはタイ、イタリア、フランスに行ったコトがあるのですが、どの国でも嫌な思いをしたコトがありません。特にフランスでは皆さん親切で色々考えさせられます。
  子供と一緒に外食を楽しみたい時にはアジア飯のお店に行きました。
そこではアジアの感覚が流れているので、家族で食事が楽しめます。
オイラはベビーカーを押すのが大好きなので、彼の地でも押し捲りました。
マクラーレンのトライアンフを使用しているのですが、以前使用していた国産の車よりも、
大変使い易く感じています。それこそハンドル(?)位置の高さとか、タイヤのサイズとか、たたみ易さとか軽さとか。しかし調子に乗ってシャルトルのノートルダム前の広場ではしらせたらさすがに砂地でスタックしましたけど。
  彼の行動はオイラにいろんなコトを教え、そして考えさせてくれる。
ノートルダム寺院のとある場所で何度も床に大の字になってみたり。
それ以外の場所ではただの一度もしたコトが無いのに、とか。
とにかく楽しませてくれる。
しかし肉体的成長が早く、相方の体はかなり大変なコトになってしまっている。
世の中誰が偉いわけでもない。
外で仕事をする人間にとって、仕事を続けるのは自然の流れ。
でも、家で子供と対するコトになった相方にとっては全てが初めてなのだ。
それはとても大変なコトだと思う。
マジ感謝です。
オイラの家ではお願いはしないコトになっています。
「〜取って」ではなく「〜取ってもらえますか?」と相手に訊くコトになっています。
仕事でもそうなのですが、相手があっての自分ですからね。
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