スペイン旅行記 壱

さて、出国当日は朝九時半位の飛行機に乗らなくてはならず、二時間前には空港におりました。
今回は金属探知機的なモノも一発でクリアーであります。
ラウンジにて己的儀式になっているビールなんぞ飲んでしまいます。
朝から飲むビールはいかにも「これから休み」感を醸し出してくれます。
あと、おつまみもいただきますよ。
そんなのんびりとした時間を過ごしながら搭乗の時間をまつのであります。

あ、この時間は息子の運動時間にも使われます。
もともとの運動好きな部分を開放させつつ、適度に疲れてもらいます。
機内でくったり(ぐったりではなく)してもらうためであります。
ロビーに「お子様連れのお客様は早目に搭乗していただけます」的アナウンスが流れますが、とんでもありません。なるべく後に乗り込まないコトには子供が飽きてしまうのです。

時間がまいりました。
今回は持ち込みの荷物が今までよりも少し多いのですが、大勢に影響はなく無事搭乗。

なぜ荷物が多かったのかといいますと、今回はトランジットがありトータルで行きが約15時間、帰りが約14時間になるため、子供が機内で飽きて大騒ぎしそうになった時用にポータブルDVDを持ち込んだからであります。
鑑賞作品は「機関○トー○ス」と「アン○ンマ○」
ちなみに後者はタイトルを口にすると子供にバレてせがまれるので、オイラの家では
「顔の人」とよばれています。
が、結局往復の機内において嵩をましたブツが使命を果たせたのは、フランス到着真近の一時間程でありました。

さて、乗り込んでしまえばすること・・・、というか出来ることもありませんから、ウェルカムドリンクで三度ビールを(あれ?二度目では?と思った方、実はラウンジで二杯飲んでいるのです)味わいます。
機内でのオイラの楽しみは
「限られたエンタメの中から自分の好みに合ったタイトルを探すコト」
「機内食」&「ビールにワイン」であります。
ワインには詳しくありませんが、「あ、この味好き!!」と思ったボルドーに出会ったのも機内でありました。
そういえば、「ラ・ヌーバ」との出会いもそうでしたな。

オイラは温泉とか機内とか、環境が変わると喉を通る食事の量が増えるのであります。
で、今回も機内食ほぼ完食。メインは牛フィレ肉の赤ワイン煮をチョイスいたしました。
で、その後は「寝る」「エンタメ」「呑む」の繰り返し。
気が付けばフランス、シャルル・ド・ゴール空港到着。
トランジットの専用通路を歩き、スペイン、エル・プラット空港行きに乗り換えます。
かなり小型な飛行機、タイでスコータイに向かうとき以来の小型ぶり・・・。あの時は空港滑走路を徒歩移動いたしました。
慣れないオイラは少し不安もありますが、周りの旅慣れて見える人達は極めて在来線感覚風。
一時間強のフライトの間にも、軽食程度の機内食登場。が、完食せず。
ピレネー山脈を越えるのですが、雪を被っていてなにかやる気が漲っている頂きが連なっています。まるで大根おろしているおろし金みたい。
バルサに近づくにつれ、山並みは大人っぽい落ち着きを見せるようになります。
ま、あくまでオイラのイメージですけどね。

そしてついにスペイン到着!!
今回はここまで!!
次回「彼の地で何かが覆る!!」
のんびりお待ちください

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