さて、スペインの二日目

起床いたしましてテレビをつけました。
素敵だ・・・
日本語が聞こえてこない・・・。
うっとりしてしまいました。

朝食はラウンジにていただきます。
コーヒー、ジュースやサラダ、パンにハムやサーモン、デザートなど、
朝食に必要とされる類の品は大抵ありまして、嬉しいかぎりであります。
まぁ、和的なものはないのですが、朝は平気であります。
スペインでの朝食を家族三人で迎えます。
飽きるのがはやい息子のために、ミニカーを数台お供させておきます。
息子がテーブルに一人にならないよう、相方と交代で自分の好きなモノをチョイスし、
テーブルに集い、さあ朝食。
お国が変われども三人一緒に手を合わせての「いただきます」は変わりません。
相方があらかじめ考えていたくれた目的地の確認をしつつ朝食の終了となるのですが、
ここでちょいとした事件が・・・。
普段、家ではまったく問題にならないコトなのですが・・・
というか、むしろ褒めてあげたい行為なのですが・・・。
「配膳癖」であります。
食事の終わったプレート等を自ら下げたがるのであります。
「このままでいいんだよ」
などと言っても伝わるものでもありません。
両の手でしっかとプレートを持ち、どこに下げたものかとウロウロしだしてしまいます。
なだめてすかしてなんとかしたのですが・・・。

さて、本日はまずサグラダ・ファミリア聖堂に向かいます。
というわけでこの日は「エシャンプラ地区巡り」であります。

オイラの宿泊しているホテルは「新市街」と呼ばれる地域にあるのですが、
区画整理され整然とした街並みで、開放感にも溢れております。
ホテルを出て、ディアゴナル大通りを歩いてゆきます。

やはり広いですな。
 
ここでは自転車レーンがあり、信号も歩行者、自転車と別になっております。
これは正しいと思います。
しかもちゃんとレーンを守っていらっしゃる。
素敵このうえない。

オイラ的には信号の組み方がとても上手いと感じたのであります。
日本だと大抵の場合、車の直進左折とその直線方向に横断する歩行者用信号も青になります。
スペインの場合は右側通行なので左右逆になりますが・・・。
その際、横断歩道に進入する車を止める信号が別に存在しているのです。
これならば歩行者も守れますし、「ちんたら渡ってんじゃねぇぞ!この歩行者!!」
などと運転者に罵られずにすもうというものです。
ちなみに横断歩道の信号は青が点滅したら横断は諦めたほうが賢明です。
点滅時間が驚くほど短いうえに、信号が変わったら容赦なく車が発進いたします。
ですから、ここに住んでると思しき人々は点滅したら止まって待つ方がほとんどと見受けました。
まぁ、それが正しい姿だと思います。
「人間は交通弱者だから偉いのだ」的歩行者を目撃すると、ゲンナリいたしますものね。


なんとなく撮ったフィアットプント
カッコよかったのでつい・・・。

まだ清々しい空気を吸いながら歩いておりましたら、見えてまいりました、
「サグラダ・ファミリア」

「おお、あれか」と思い歩みを進めます。
しかし大きな歩道で走り回った息子はこの段階で睡眠と時間を共に過ごすことに。
道後温泉に行った時もそうだったのです、「ほら、アン○ンマン電車だよ!!」
と興奮して教えてあげたら、すやすやとベビーカーの中で寝息をたてておりました。
「なんだよ〜、せっかく本物が停まってるのにぃ〜。しっかしやっぱ本物見るとなんか嬉しいね!」
などとオイラのほうが興奮しておりましたな。
で、こんな感じ

着工から120年経過してなを建築中
なもんですから、中はこの状態
 
そして細部にいたるまでのこのデザイン

図面も見るコトができるのですが、ちょっと凄すぎ。
ガウディーさんホントに凄すぎ。
鐘塔に登るコトも可能だったのですが、今回は見送り。
次なる目的地にむかいます。

今回はここまで!
思ったより時間がかかる・・・。
じわじわとしか進まないぞ・・・。
でもちゃんと進むからね。

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